多くの患者さんが何らかの痛みや症状を抱えて来院されますが、カイロプラクティックケアで痛みや症状が改善すると、完全に治ったと思い込んでしまい、ケアを途中でやめてしまうことがあります。
カイロプラクティックケアは3段階に分類できます。
1. 初期集中ケア
ほとんどの患者さんは初期集中ケアに属されます。
この段階のケアでは慢性サブラクセーションもしくは急性サブラクセーション(ぎっくり腰や寝違えなど)が原因で、背骨が最も不安定な状態です。
集中的にアジャストメントを受けることが必要な期間になります。
全体的な健康状態と症状やコンディションの程度によって、数回の来院から数か月位の期間になります。
2. 骨格矯正ケア
神経の流れを向上させ、不安定な背骨を安定させ強化する期間になります。
この段階になると症状や痛みは緩和されますが、サブラクセーションは完全には取り除かれていない状態にあります。
慢性のサブラクセーションを減少させ、正常な脊柱に形成を修復し、そして背骨の安定性を回復させるために必要な期間となります。
3. 予防(メンテナンス)ケア
カイロプラクティックにおいて最も重要な期間になります。
慢性サブラクセーションは取り除かれ背骨は安定している状態といえます。
アジャストメントがより良く保持することができ、事前に病気やケガから身を守ることができる状態になります。
身体が本来持ち備えている治癒力を最大限に発揮させることができ、健康を維持することができます。